Nirvana 「In Utero」 (1993)「十代の苦悩とやらは効果満点だったようだぜ」
その第一声で始まる「In Utero」は、「Nevermind」での大成功、その後の苦悩
など、カート・コバーンの内面を、正に音を通して知る事ができる作品だ。
コートニー・ラヴとの結婚、そして愛娘フランシスの誕生。この2つの事実だけ見
れば幸せに包まれている様に見えるのだが、成功したことによる周りからの嫉妬、
ドラッグ問題、そのドラッグ問題によるコートニーやフランシスへの中傷。
ぎりぎりの精神状態で作られた「In Utero」は、前作がミキシングで限りなくポップ
なサウンドに近づいたという事(その影響もあり、メガセールスに繋がるのだが)、
そういった事に不満を持っていたカートが、より「荒削りなサウンド」を追求し、プロ
デューサーに、スティーブ・アルビニを迎えレコーディング。
結果として(セールス、認知度共に)、前作を上回る事は出来なかったが、内容を
みる限り充実しているの一言。
「この俺におまえの癌を / 食い尽くすことができたら」と歌う「Heart-Shaped Box」
はある意味、コートニーに対する最高のラブソングで、そして、エンディングを飾る
「All Apologies」は愛娘フランシスに贈ったもので、カートの優しさが全て詰まっている。
幼少時代、あまり愛に恵まれなかったカートが、2人に対して贈った愛情は計り知
れないものがあるはず。
優しさの反面、「In Utero」はカートの内面を歌詞に、張りつめた声、そしてエッジの
効いたギターで、聴くものの神経にビンビンと触れてくる。
ただギターを弾いて、仲間同士で楽しくバンドをしたかった。そんなカートが音楽を始
めた頃のピュアな気持ちが、このアルバムに残っているかどうかは別だが、ギターを
弾いて歌う事しか出来ない男がそこにいる。
カート・コバーン、繊細すぎる彼は、この私利私欲に満ちた世界で生きるには弱すぎた。
そしてそれ以上に才能がありすぎた。
「錆びるより燃え尽きた方がいい」
故に、カートは自ら命を絶つ事を選んだ。
「Heart-Shaped Box」
- 2009/07/05(日) 21:56:30|
- ディスクレヴュー
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雨ですね…。テンション上がらない今日この頃ですが、個人的にものすごく嬉しい
事が!!
以前から調子にのって自分なりにディスクレビューを書いているのですが、その書いた
文章を一ヶ月程前にウェブで投稿したのです。
そして昨日!な、なんと!めでたく掲載されました!
→OnRAI [SOUNDs Sentence]ちなみに「今日もyg」の6月4日にアップした、
Perter Doherty / Grace/Wastelandsというタイトルです。
もし「今日もyg」を訪れた方は読んでみて下さい。
ygは、ただ単純に嬉しいのであります。
- 2009/07/02(木) 21:34:10|
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晴天の中、今日は地元のライブを観に行った。
相変わらず目当てのバンドは良かった。新曲もあり楽しめました。
ってか、どのバンドもうまいし、カッコいい。こういうのを観るとやたらバンドがしたくて
しゃーないです。
デジカメを持って行ってブログに貼り付けようと思ってたけど、集中して観たのと、
あまりに近くに座りすぎた為、断念。

なので上の写真を。友人とご飯を食べてる時の、お店から見える景色。のどかですね。
- 2009/06/28(日) 21:35:52|
- 音楽
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最近読んだ本。
村上春樹の「1Q84」、誉田哲也の「ストロベリーナイト」と「シンメトリー」、
で堂場瞬一の「刑事・鳴沢了」シリーズ。
ここに来て読書の虫が復活。去年の秋くらいから読書から遠ざかってたけど、
この2週間やたら活字を追う様になってきた。やっぱ読書はいい。没頭できる。
ただ自分は頭が良くない為に、難しい本は読めない。よく「趣味は?」って聞か
れるけど、「音楽・映画・読書」って言う(面接用の答えではない)と、「読書する
ん?頭いいんやぁ」なんて言われるけど、全くそんな事はなく、読みやすいもの
しか読んでません。
で話を戻す。

堂場瞬一の「刑事・鳴沢了」シリーズは良いです。
刑事一家の男がいろいろな事件に関わっていく事(彼が行くと事件が起こる爆弾
みたいな男)によって、また仲間と出会い(裏切りもあるが)少しづつ「人間らしさ」
を取り戻す、というか「人間っぽい」とこを出していく。シリーズ10作品全11冊、少々
中だるみはあるが、「讐雨」以降特に良い。また仲間の刑事がみんないい奴やし。
…稚拙な説明で申し訳ないので、こちらを参考に→
Wikipedia 刑事・鳴沢了絶対読んでとはいいませんが、今何も読むものがなければ一度手にとってみては?
と思います。
- 2009/06/27(土) 21:18:25|
- 読みもの
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マイケル・ジャクソンの訃報。
ただびっくり。彼のCDは一枚も持ってないし、むちゃくちゃ好きな訳ではない。
でも知ってる曲は多い。そして何だか切ない。
黒人が死ぬほど白人に憧れて、あんな容姿になり、奇行ばかりが目立ったけど、
この人こそが「キング・オブ・ポップ」、「最高のエンターテイナー」なんだと思う。
今日はやたら「スリラー」や「バッド」を聴く日になった。
改めていい曲やな、単純にそう思う。
- 2009/06/26(金) 21:02:36|
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